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2018-10-30

アパートの娘っ子

蜘蛛の糸2

Photo by 芽衣さん


昔ばなし。

 

今日は、

工場と研究所勤めの寮の引っ越しだ。

 

アパートだから女子体育大の人がいる。

1階に2人、

2階には3人、

   3人のうち1人は留守っぽい。

1階に住んでいる、

    2人の可愛い感じの女の娘っぽい。

 

アパートに対して、

呼び名が「寮」と言っていた。

 

引っ越しを終えて、夕暮れが近い頃に、

若いのが酒とツマミを買いにいく。

 

僕の四畳半一間の所に、

12人酒を飲むため入る。

もうパンパンだ。

 

先輩が乾杯の音頭をとろうとしたら、

バッさと外で音がした。

 

なんだ、なんだと窓を開け、下を見る。

 

下着のオンパレード。

 

「下着を掛けるものが落ちてきたぞー。」

と言うことで先輩が二階へ届けに行った。

ホントは僕を含め、

二、三人ついて行ったんだけど。

 

蜘蛛の糸4

 

トントントン。

「留守なのか?」

 

先輩は、

「ちょっと用事を思いだした。

下着を掛けるものは、

オイラが持って帰る。

留守じゃない時に届にくるよ」

 

11人で酒を飲む呑む呑む、悪い酒だァ。

 

先輩が20時ごろ二階へタンタンタンと、

嬉しそうに。

酔っぱらいの僕が聞こえる音がする。

 

トントントン、

「留守なのか?」

急いで、先輩の部屋に戻る。

 

21時、トントントン、

「居ない。」

急いで、先輩の部屋に戻る。

 

22時、トントントン、

「居た。」

顔がひきつる、緊張する、汗が出る。

 

僕の部屋に酔っ払いが3人残っていて、

しめしめと外へ出て耳を拡げ聞いている。

 

ドアを開けられ、

「すいません、これ落ちて来たんです」

 

暗いので、

「あぁっ」

と先輩が声を出す。

 

下着類を受け取り、

「すみませんでした」

ドアを閉める。

 

暗かったが分かった事が有る。

大きいし、筋肉もりもりで、

喧嘩をすればあの娘が

勝つに決まってる。

先輩と、

僕を含めた酔っぱらいが3人、

恐ろしくて震えがくる。

 

昔々のアパート、いや寮の話しである。

 

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